失態

以前書いたヤケの進んだR2の処理、ようやく晴天が続いたこともあって実行してみましたよ。

BEFORE


実行といっても、オレがやったのはヤケてる部分に「ワイドハイターEXパワー」を染み込ませたティッシュを貼って天日干しして、あとは思い出した時にハイターをスプレーでシュッシュッと補充しただけ。液剤と紫外線の反応で黄変が消えるらしいので、実際は液に漬け込むのが良いようですが、ELのギミックとか死んじゃいそうなので今回はティッシュで処理しました。
ちなみにどういう原理で白く戻るのかはよく知りません。「レトロブライト/Retr0bright」でググるといいんじゃないかな。
さて、そんな感じで2日ほど放置した結果がこちら。

AFTER


はい、大失敗ですね(苦笑)。
確かに黄変は抑えられていて、しかもPVCだから無理だと思われていたPOTF2(右)の腕やセンターレッグまで白くなったのには驚きましたが、残念なことに液剤の影響で頭部ドームなどの塗装が剥がれてしまいました…。これまでも塗装されてるパーツを処理してきて特に問題なかったのでタカをくくってましたが、重ね塗りされてたり塗膜の粘り具合で剥げちゃうこともあるんですね。勉強になりました。しょうがないから黒く塗ってR2-Q5にするか、全員。

かようにこの処理は決して万能ではなく、どうやっても白くならない素材があったり、一旦は白くなっても数ヶ月から数年のスパンで元の黄変状態に戻ることも判っています。まぁ今回のケースも悪い見本としてご参考になれば幸いです。