穴埋め問題

調子に乗って、愛着のあるミクロマンネタでもう1発。
飾っておくほどではなく、かといって遊び倒すわけでもない、ルーズ状態で手に入れた中途半端に状態のいい個体というのが結構たまってきて、そういうのをまとめて収納できないかと考えてアクリル加工屋さんに専用ケースを作ってもらったのだった。かれこれ十年くらい前の話。

倒れかかってるやつもいるけど、本人のやる気の問題なのでそっとしておいてやる。

過去に出てたミクロマンを全種揃えたら埋まるだろう、ぐらいの大ざっぱな計算でマス目を切ったのだが、それがいけなかった。テトリスのたとえを出すまでもなく、ヒトというのは本能的に空いているマスがあると埋めたくなるもので、いま、目の前にある愛しい個体よりも、その隣の空白に心を奪われてしまう。そしていつしか、心の虚無感を満たすように欠けた断片を探すことに執着するのであった。あぁ愚かなりや人間。

そんなわけで十年経ってもまだ埋まらず放置状態なのだが、1枚目のミクロナイト(緑)は確か手に入れた憶えがあるので、あとはアリスとハーキュリーだけかな。アントニオとエジプトンとか、ニューミクロの些末なバリエーションは最初から諦めてる。