殿様商売

ようやく届いたスターウォーズ・リボのR2-D2。「特撮リボルテック」枠じゃないのはアレか、売価が上がってるのをごまかすためか。これ上代5616円(税込)もするんだぜ。

REVOR2D2
全体的なプロポーションはゲタの高さが低い新3部作版準拠で、これは現状の公式がそうなってる以上しょうがないのか。メカものではムリヤリ感が強いリボルバージョイントの使用は、普通なら1軸でしか動かないゲタ部分に多少自由度を与えていて、カートゥーン版みたいなダイナミックな表現もできるのかも。やりませんが。
付属してるプルバックユニットは、安定性のために腕というか脚が後ろに下がりすぎだしその割に上手く走らないしで正直蛇足くさい。

ちょっと気に入ったのは頭部のホログラフプロジェクターを回すと隣にあるプロセッサーインジケーターの色が変化するギミック。アナログながら実に効果的で、消灯時の色も「まさにこれ!」という感じですこぶる良い。
ただ、このインジケーターの上に一体成型されてるレーダーアイというかメインカメラというか一ツ目の枠が、位置が悪いのと大きさが一回り小さいせいで微妙にキモチワルイ。R2-D2の「顔」は特にこの一ツ目のバランスで決まると言っても過言ではないので、そのおかげでなんともブサイクな印象になってる。確かに最近は一ツ目をデカくして可愛くアレンジしがちだから、それに対するアンチテーゼかもしれんけど。

目の枠をあえてクリアで残してあることからも深いコダワリがありそうで、まぁスケールモデルじゃないから「これが俺のR2-D2だ」と言われれば「ああそうですか」としか言えませんが。