メル・ブルックスとMGMは『スター・ウォーズ』のパロディ作品である『スペースボール』の製作にあたってジョージ・ルーカスから直接許諾を得ているが、その一方でマーチャンダイジングを一切行わない旨の念書をルーカスフィルムと交わしており、したがって『スペースボール』のキャラクター商品は未来永劫に発売されることはない。
……んだそうだ。知りたくなかったなぁ、そんな事実。
最近メル・ブルックスが『スペースボール』の続編を作りたがっているという噂が流れていて、新作を機に契約を刷新する可能性が無きにしもあらずだが、さすがにもう（棺桶に入っても）いい歳だし、公開20周年に作られたアニメシリーズのヤケクソっぷりを見て何か期待できる方がおかしい気もする。今にして思えば、あれがラストチャンスだったのかもなぁ。
というわけで、これは現状で唯一存在する『スペースボール』のキャラクターグッズ？となったダーク・ヘルメットのレジン製完成品で、劇中に登場したアクションフィギュアのプロップメイカーが複製品を頒布したもの。ただ、プロップそのものではなく試作品を型取りしてるので、劇中のものと微妙に形状が異なる。25個生産されたらしいが、うちにあるのはアーティストプルーフとやらでシリアル外。
大きさがいわゆるベーシックフィギュアサイズでなく６インチスケール（リック・モラニスの身長を考慮してか正確には14cm）なのが悲しいところ。まぁ実際のプロップがそうなのだからしょうがない。
これでファンコのReActionシリーズを応援する義理も無くなったか。限定品とか出まくりで辟易してたところだから、引き際にはちょうど良かったのかも。
とはいえ、夢が潰えるのはやっぱり寂しいものですよ。まぁ完全に諦めたわけじゃないけど。
