職人芸

マレーシアのピューターメーカー、ロイヤル・セランゴールの新作BB-8が届いたので、しまいこむ前に撮っておいた。

例によって本国から直接購入するよりオーストラリア経由の方が安上がりになる不思議な仕組み。
本体ボールの直径がきっかり6センチで、およそ1/8スケールだった以前のR2-D2と比べると、やや大きめな印象。ただこれ以上小さくなると実用性も乏しくなってしまうので、なかなか巧いバランスなのではと思う。バランスといえばR2-D2はやけに頭がひしゃげたアレンジになってたのだが、今回のは普通に劇中通りのプロポーションで、ディテールの再現もうるさすぎず寂しすぎずで見事な感じ。

頭部がそのまま栓になった瓶のような作りだから一瞬デカンタ的な使い方が出来そうに見えるものの、パッキン的なものがなく、おまけにかなり緩めになってるので、栓というよりはあくまでも載せておく蓋という感じで、液体を入れるのにはそもそも向いていない。
底部まで曲面になっているため置いた状態でもユラユラと揺れるのだが、内部の厚みを調整してオモリ代わりにしてるのか、ベストポジション的に傾いた状態で安定する。このあたりはさすが職人芸の世界。