黒いアイツ

昨年秋あたりから出る出ると告知されながら発売延期を繰り返していた中華パチモノBB-9Eラジコン、今年に入って受注が始まったものの春節をはさんで2回も「入荷の見込みが立たない」との理由でキャンセルされ、もしかしてもう出ないんじゃないかと諦めかけてましたが、ようやく発売されました。長かったなー。

基本的には初代パチRCのBB-8のリデコという位置づけなんですが、このBB-8自体がいつの間にか一回り小さいサイズにリニューアルされていたらしく、それを受けたこちらも本体ボールの直径が9cmほどになってました(以前のは11.5cm)。
機能面では特に小型化の代償といった変更はなく、相変わらず乾電池にも対応している他、内部メカの発光ギミックもあるんですが、以前のBB-8では本体に空けられた穴から光が漏れて見えていたのに対して、こちらは一切の開口部がない上に本体も真っ黒なので全く発光の意味がなくなってます。なんつう設計ミスでしょうか。しかも個体差というか不良品だと思いますが、うちに届いたのはサウンドが一切鳴りませんでした。チ、チャイナクオリティめ……。

本家Spheroとの比較。Spheroは直径7cmちょいなので、いくら小さくなったとはいえまだ大きいですな。平べったいデザインの恩恵かバカスカ頭が落ちるとことは少なくなりましたが、内部メカの揺れがけっこう酷くて動作のたびに地面に擦るぐらい頭が振れるのがちょっと難点。まぁ1/10の価格差を考えれば妥当っちゃ妥当ですかね。
ところでSpheroのBB-9Eはカメラアイをはじめとする頭の発光部分が無線給電のLEDで発光するという的確な進化を遂げていてさすが!と唸ったんですけど(点いてると暴れちゃって写真撮れないので画像では泣く泣くオフにしてます)、これと同じように発光を追加したBB-8をなぜ出さなかったんでしょうか、不思議。