久々の非変形TF

まさか「峠は越えた」と書いたそばからこんなに余裕なくなるとは思ってもみませんでしたが…。
愛すべきものを愛でる暇もない状況ですが、実写版トランスフォーマーのスピンオフ映画『バンブルビー』公開に先んじて発売されたビートル版バンブルビーのミニカーがどうしても欲しくなってしまったので久々に非変形トランスフォーマーやります。6年ぶりぐらい…か?

実写版の第1作目よりも時系列が古い1980年代を舞台にした映画ということからか、旧アニメ版と同様に初代フォルクスワーゲンに変形する今回のバンブルビー。欧州を中心に展開する玩具企業グループである独ディッキートイズから発売されたミニカーは、やはり現在はその傘下にある仏マジョレットの手によるもので、ボディのダイキャスト部分は同社の既製品であるVWビートルと同一。ただしプラスチック製の車台はハズブロのコピーライトが入った専用のものになってます。特徴的なサビ汚れはプリントで再現されていて、本編よりおとなしめではあるもののスッキリしてて嫌みのない印象。

『最後の騎士王』ライセンスを受けてディッキーから発売された新バンブルビーと、向かいに並べたのは同車種のドリームトミカ。同スケールなのに「ここまで違うか」というぐらい微妙な差異があっておもしろい。どっちが実車に近いのかよくわかりませんが、雰囲気的にはトミカの方ですかね。ディッキーのはちょっとピーキーというかむりやり色っぽくしてる感じ。それと両方ともボディがダイキャストなのに、ディッキーのはやたら軽いです。なんでか。

ディッキーの『最後の騎士王』ミニカーをまとめて。ホイールがTFのマークになってるのがキャラクター玩具としての矜持を感じさせます。2017年の映画公開時に発売されたのはオプティマス、バンブルビー、クロスヘアーズ、ドリフト、バリケードの5車種のみでしたが、どういうわけか今年になっていきなりホットロッドが追加でリリースされました。このタイムラグは何だったんでしょうか。ちなみにこのへんは独アマゾンから普通に購入可能です。