premium BOX package

見事に落札され、終了したかに見えたこのオレ流ドールカスタム企画なんだが、それで終わったら『いんちキング』の名が廃ります。そんなわけでオレの中ではごく自然な流れとして、このドールと小物いっさいがすべて収まる箱を作ってみたよ。当然のように「パッケージ開けない派」原理主義者としては、箱のまま飾れるようなウィンドウボックス仕様にしちゃいました。



とはいえ、これだけの大きさの箱をマイプリンターMDで印刷するのは無理なので、今回は厚手のカラー紙にMDの特殊マテリアルの一つである「光沢転写シート」を使って熱転写した。これは転写と同時にPP加工もできるスグレモノで、まさにいんちきパッケージにはうってつけ。あるうちに在庫買い占めておくといいぞ。裏面のフルカラー部分だけはフィルムシートにプリントしたものを貼り付けてある。
ちゅーかこの箱って『マカラガ』フォーマットですな。成長しとらんのね。



せっかく一切がっさいが手元に戻ってきたんで、どうしても修正したかった靴だけ新規で作り起こした。崩れかけたシリコン型をなんとか元に戻して、クリアーキャストにカラートナーを混ぜたもので成型し直し。やっぱり時間はなかったんで表面処理まで手が回らなかったんだが、最初のイメージには近付いたので満足としとこう。そんでも『桃子』原型師の澤田さんの作った靴とか見ると、また自信無くすんですけども。
ちなみにここで紹介して入れられなかったスターウォーズのミニチュアは、マイクロフィギュアを貰ったお礼として雨宮カントクにあげちゃったので結局入ってません。ごめん。



ついでに余った紙とか使ってノーマル桃子の箱も作ってみたんで、オレ的に最も興奮するパッケージ状態でのツーショット(<変態)。こっちは完全なジェニーフォーマット互換で、並べておくと「新しいフレンド?」みたいなことにはならんか。ちゅーかウチにはフレンドが他にないのか。どーでもいいけど、なんかこの書体で『桃子』って書くとエロく見えるね。反省する以前にちょっと恥ずかしい。

そんなわけで、「夏休み自由研究」だったドールカスタムもこれでようやく終了、ちゅーか完全燃焼。ただ、オモチャのミニチュアを作るヨロコビには味をしめてしまったので、『miniaturism』は今後も『いんちキング』の一つとして継続してみたい、今はもう秋。


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