ARCHIVED UPDATED : 2003.06.19
そんなわけで、未だ(<ってことでいいのか?)乗り物のない肉弾戦部隊ミクロフォースに勝手に乗り物を与えてみるフリをしつつ、愛しい9センチGIジョーのビークルを紹介しまくってみたい。ほとんどが10年も前のオモチャでありながら、現行兵器にSF風味を加えたデザインは今でも全然通用してると思うんですが、どうでしょう。ちなみに本体を引っぱり出して来るのが精一杯で、あちこちミサイルとかのパーツが付いてません。本当に申し訳ない。

まず1個めはちょっと大きめの汎用多元戦車『アバランチ』。こんなデカいのに2人乗りで、おまけにキャタピラは全部ダミーで無可動。この大らかさがアメリカっぽくてイイぞ。旧ミクロマンには大きすぎるハンドルレバーも、ミクロフォースにはぴったりサイズだ。 車体横にはお決まりのミサイルとディスク連発装置を配置し、最大の売りは背部が分離して小型の飛行メカになるところ。もちろんこれにもしっかり乗用が可能だ。当たり前だけどな。
もうちょっと小さい車がイイという方には、この雪上車『スノーキャット』がオススメ。ちゅーか立派にSFビークルとしても通用するよこれ。小さいだけにコクピットは少々狭い気もするが、極限まで可動するミクロフォースならわけなく乗れる。ワイパー跡までモールドされたスモークシールドを含めて、全体的なみっちり具合がいい感じ。ちなみに装備されてるミサイル類は全部ダミーで、発射ギミックは付いてない。GIジョーにはこういうの多い。
お次は飛行メカの『ベクタージェット』。ミクロマンのビークルは人体に対するスケールを極力小さくデフォルメしてるので、うっかりコレとスカイジェットとかを並べるとその大きさに驚く。ちゅーかほぼ倍。後部の砲座にも乗り込めるので、ちゃんとガンナーを乗せてあげましょう。ちなみにキャノピーは元々クリアオレンジだったものを、「なんだかなぁ」とスモークに染めちゃいました。このへんがオレの悪い癖。
大きいメカは手に余るという方向けに、しっかり小型ビークルもあります。「こんなちっちゃいの現実じゃあり得ねえよ」という企画者の声が聞こえてくるかのごとく、このへんの小型ビークルはあからさまなSFメカが多いコブラ軍の所属。でもやっぱりこれくらいのスケールが安心するなぁ、日本人だから。
あからさまなSFメカと言えば、もう見るからにあり得ないのがこの『ロボスカル』。いくら悪人面揃いとはいえ、やはりこれにはミクロフォースでなくアクロイヤーを乗せてやりたいですな。いわゆるTIEファイターと違う(笑)のは両脇のフィンが可動して着陸形態を取れるところで、よく見ると機体のテールが延びてて、むしろスレーブ1に近い。いや、どっちも似たようなものだが。ちなみにこれはイギリス版の『アクションフォース』でのみ発売されたもの。版元から怒られるのを避けたんでしょうか。

というわけで、ちゃんとした乗り物がリリースされるまではこんなことぐらいしか遊びようがないのよね。どういう展開が待ってるのか、今後が楽しみですわ。

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