そんなわけで、万人が認める通り『ニュー正義の味方』のレプリカと言った方が相応しい今回の復刻版サイボーグは、最初期に発売されたオリジナルの仕様をトレースしながらも、一部の設計変更と成型素材の一新によって、受ける印象としてはどちらかというと「リニューアル版」。特に経年変化による色褪せを抑えるために採用されたと思わしき蛍光材を加えた本体の成型色は、元々からしてアメ色に近かったオリジナルの色調とは明らかに異なるため、見た目だけでは「なんか違うなぁ」という違和感がぬぐえません。そんでも「三つ子の魂百まで」と申しますか、いじってしまえば結局は一緒。ああ、サイボーグだねぇ。昔はもうちょっとゴムの張力が強かった気もするけどね。
で、あまったスーツはハズブロの復刻版G.I.ジョーのボディに「わたるくん」ヘッドを付けて、なんちゃって『正義の味方』にしてみました。ああ、正義の味方だねぇ。手首の色、塗ってないけどもね。
それでも諦めきれないので試しに組んでみたら、意外とあっさり出来ちゃいました。結局、サイボーグ本体は成り立ちにあんまり役に立ってなかったのね。実際のところ径は細くなってるので、ジョイントにテープとか巻いて太くしてやれば問題なく組めるのでありました。
あ、なんか忘れてると思ったら、99を忘れてるよオレ…。