ARCHIVED UPDATED : 2004.06.05

水晶髑髏

『3周年記念プレゼント』に沢山のご応募ありがとうございました。予想を大幅に超えるご応募をいただきまして、驚きと共に感謝感激しまくっております。そのため当選枠も若干数ですが増やしました。当選された方々には既にその旨をお知らせいたしましたので、現時点で何も連絡の無い方は残念ながら涙を飲んで下さい。本当にごめんなさい。今後ともよろしくお願いいたします。

さて今回の旬な透けモノは、YUJINのガチャ『こどもの事典?人体解剖図鑑』であります。主に教材として利用される人体の内部模型を、造型・塗装ともに忠実に縮小したものですが、商品の方は彩色パーツとクリアパーツで構成された独自の内容になっており、それぞれ入れ違いになっている2バージョンの商品を組み替えることで完全な彩色モデルにすることが可能。なんか説明してもワケ分かんない内容ですが、要するに「2商品に分けることで彩色コストを抑えてるんで、全部彩色版にするためには2つとも出るまで回してね」ってことなんでしょうか。
もちろんこの彩色&クリアによる単独商品も「一部透視モデル」という趣きで非常にイイ感じなのですが、やはり透けモノ好きとしては、本来なら「完全彩色版を作った余り」でしかない総クリア版の方が心の琴線に触れまくりやがります。陰影が見えにくいので「先生、どうしても胃がぴったりハマりません」と新米研修医のような嘆きを漏らすのもまた一興。

最初っから完全彩色で入ってる2種とクリアパーツがテレコで入ってる6種×2に、シークレットの『神経解剖頭骨』が加わった全15種。シークレットとは言っても混入率は普通のと変わらないっぽいので、ドクロ目当ての方も安心して回すといいですよ。ちなみにこのドクロは1/6サイズよりもひと回り以上大きいです。

ドクロの話が出たところで、ウチにあるコレクションの中からお気に入りの透けドクロもご紹介。古くは『水晶ドクロ』の時代から、透けた頭蓋骨は人の心を惹き付けるからか、今でもよく雑貨屋にガラス製のやつとか中国製の透明キャストのやつが売ってますけども、そんな数多くの中からあえてお薦めするのが、この1/1サイズのもの。原寸大ってことは要するにライフキャストっぽいってことですが、なにしろガチャと同じ硬質PVC成型品の質感ですから、そんなに怖くはないですよ。頭頂部分は外れるようになってるので、オシャレな小物入れとしても使えそうだし(笑)。
もちろんこれはオモチャではなく、あくまでも医療学術目的で売られてるものですが、同じ製品ラインには「畜光版」なんてのもあって、「そんなもの学術的に意味ありませんから、残念」と思わずツッコミたくなるほど実はそんなに敷居も高くないんです。値段も手ごろだし。ちなみにココで売ってますんで、興味のある方はどうぞ。あー、全身透明の1/1骸骨作ってくれんかなぁ。
というわけで、こちらは透けモノ以外のドクロ関係をチョイス。
まずはじめに、エポック社の『ドキドキフランケン地下実験室』というなんとも意味不明なタイトルの100円ガチャ。いわゆる「ホルマリン漬け」された標本をモチーフに、アクリライト成型の小瓶の中にゲル状の液体と共に内臓とかカエルとかの成型品が封入されてまして、当然ながらドクロもあり。可愛くデフォルメされてるので、一風変わったお部屋のインテリアとしてもぴったり。ええとアレですかね、こういうの「キモカワイイ」って言うんですかね。こちらはシークレット込みで全13種也。
ちゅーか昔っからこのテのやつってコスモスのベンダーに入ってたよなぁ。なんかこう、好奇心に訴えるものがあるんだな、きっと。
こちらは日記でも出したYUJINの別シリーズ『学研/科学と学習ミニコレクション』part4の「光る骨格標本」なんですが、なんとタイムリーなことに現在発売中の『6年生の科学』6月号にはこのオリジナル付録がついてます。行程を逆に辿っちまいましたが、改めてYUJINのミニチュア版がこれを忠実に再現してたのだなぁと感心してみたり。ちゅーか今「科学と学習」って普通に本屋さんでも買えるんだね、それもちょっと驚き。
ところでこのオリジナル版はよほど長年に渡って型が酷使されてるのか、とにかく成型のバリがヒドいです。これで本と合わせて1120円を高いとみるか安いとみるかは正直微妙なところ。
ちなみにこのオリジナル付録は1/6スケール、YUJIN版は1/20スケールで、なんか申し合わせたような(笑)サイズであります。神の意志ですか、そうですか。というわけで、復刻版リリースの待たれるドクロキングと、ワンフェスで販売されたVxFxCx製のカスタムキットを付けたミクロマンとで記念撮影。ほんとはスコールで撮りたかったけど、足が折れたまんまだわ…。
さて畜光の骸骨つながりで、これは近所のスーパーで普通に買えるカバヤの『ほねほねザウルス』。確か地道にシリーズを重ねてると思うんですが、まったくシリーズであることが謳われてませんね、どうしたんでしょうか。カバヤの「老舗の良心」でもって150円以上の玩菓は中身が選べるので、これまではお気に入りのやつしか買ってなかったんですが、今回のはボーナスパーツを合体させて究極の『ほねほねドラゴンデラックス』を完成させるという遊びがフィーチャーされててコンプ必至です。まぁデラックスって割にはどう見てもただの寄せ集め怪獣、いわゆるジャンボキング状態にしか見えないのが難点ですけども。
で、慌てて買いに戻ってみたら、意外と全部揃わないのは他の食玩と同じでありました。ちゅーか「食玩」じゃなくて「玩菓」と呼びたいのはカバヤだけだな、やっぱ。お菓子は相変わらずガム1枚だけど。
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