ARCHIVED UPDATED : 2004.11.23

ゴリラスキー

さぁ、かなりヤバめな感じになって参りました。おそらく今が人生の峠だと確信しておりますが、それと同時に岐路でもありますので、今後の余生がここで決まっちゃうような悲しい予感もあったり。

さて、そんなわけでオモチャを愛でる暇もないわけですが、こういう時こそタカラのミクロマン『マシンフォース』をですね、なんか勢いで出しちゃっても良さそうな気もしました。ちなみにこの『マシンフォース』をデザインさせていただいたのは、他でもないオレ本人なわけですが、通常の神経じゃ、なかなか自分のとこじゃ出せませんからね。ちょこっと透けてるとこもありますし、いい機会です、ええ。もう肌色マテレディの全プレも終わって巷じゃ投げ売りも始まってますし、シャレのつもりでも買っていただけると幸いです、ってかなり自虐的になってますけども。

で、いきなりなんか変なポーズになっちゃってますが、実はですね、いわゆるこの「ゴリラ体型」というのが、そもそもこのオレ初の合体ロボ『バイオスーツ』の当初の構想としてあったわけですよ。その時点ではまだ「頭部」も無かったんですけども。隣に並べたオレの理想的なゴリラ玩具のひとつ、『ガオゴリラ』の香港抽プレ銀メッキ版と比べてもらえばお分かりの通り、大きさも質感も含めて大体こんな感じをイメージしてました。
紆余曲折を経て製品のようなカタチになったわけですが、もちろん画像も製品をポージングしてるだけなので、再現は可能です。

いや、それにしてもメッキは良いね。原始の心を揺さぶられるね。なんつっても現行のミクロマンシリーズで、かたくなにメッキに固執してるのはオレだけなので、メッキが許せなくて叩くんならオレを叩け。

そんな流れでオレの好きなゴリラロボットを並べてみると、『バイオスーツ』のルーツがなんとなく見えて来ます。
たぶん一番大きく影響されてるのが、このバンダイ製「XYBER9」シリーズの『C.R.O.D.』。ただでさえミクロマンも普通に乗れちゃってますし。直線的で無骨なメカニック部分と、シンプルな曲面にデコっぽいラインだけが入った外装が、えも言われぬレトロフューチャー感と同時に「可愛らしさ」も作り出してます。
たぶんこれと「マトリックス」の『A.P.U.』がゴッチャになってるんだな。なんかネタバラしちゃうと本当に薄っぺらくて悲しくもなりますが。
このへんはちっちゃいゴリラロボ。
左端の海外版ゾイドBLOX『ゴリラトロン』は、顔面にあるアメフトのフェイスガード風の意匠がイカツいナイスなゴリラ。ベースになる透明のボディ部分が、ライトアップ機能で点滅する、よく分からないギミックあり。向かって左端は同じくゾイドのちっちゃい方の『ハンマーロック』(再販カラー)。このサイズでもちゃんと動くのって、やっぱりゾイドってすげえ。
右側の2つはビーストウォーズのゴリラコンボイ2態。ええと、この『パワードコンボイ』もロボットマスターズ版でいいんでしたっけか?
ちゅーかこのへんのと比べると、真ん中のムゲンバイン『ディグコング』は本当に四角いね(笑)。
トップページリストへ戻る
透明もメッキも大好きのリンクフリーです
© 2004 TAMOTSU SHINOHARA
"Radiotoon" characters and its logos are copyrighted by Tamotsu Shinohara.