ARCHIVED UPDATED : 2005.03.14

バッドでガイな連中

そんなわけで久々の通常営業は、全国展開してる税込み105円均一ショップ『ダイ ソー』で、オレが就職したい企業No.1のCHAP MEIのフィギュアシリーズ『POLICE FORCE vs BAD GUYZ』のイイ感じなプレイセットが正式販売された記念ということで全種紹介。ちゅーか嬉しさのあまり思わず身体が勝手に動いちゃいました。更新なんて やってる場合じゃないんですけども。
今回発売されたのは通常[3個10ドル]ぐらいで売られてるミニ・プレイセットの仕様で全6種。膨大なパッケージバリエーションのために全ての商品展開を 把握できないCHAP MEIのことなので厳密には言い切れないですが、おそらくこの仕様ではフルコンプのはず。実際2番の『スネーキーダーク』のセットはこれで初めて見たよ。
お値段はダイソー商品にもかかわらず1個400円と、他の単体フィギュアが100円で売られてることを考えるとちょっと割高感もあるものの、海の向こうから買い付ける手間や送料分も含めれば遥かにおトク。ここは素直に喜んでおきましょう。
パッケージを海外展開版(画像下段)と比べると、一部に若干の塗装の省略が見られる以外は、基本的にほぼ同じ。「税込み420円」の表記はシールが貼られてるようにも見えますが、実際には印刷されてます。
中でも最大の違いは、これまでの『未来忍者』シリーズや『ジャングル大冒険』等でも見られた、おそらくダイソーのオリジナル設定と思われるフィギュアの パーソナルデータがパッケージ裏面に記載されていることで、一介のテロリストに過ぎなかった覆面男に『ダンシングシャドー』なんて粋なネーミングが施さ れ、「死神とダンスしたことあるかい?」なんて決めゼリフまで書かれた日には、おじさん失禁しちゃいそうです。さすがソフト重視の国ニッポンの誉れ。
そんな中で残念なのは、この仕様で無いがために発売されていないキャラがいることで、 箱絵にあるのに存在が確認できないこの囚人服オヤジ『バーコード』もその一人。「とにかくその手枷足枷を外してからにしろよ」とツッコみたくなる、いかに も悪人な風貌がステキなバッドガイズのメンバーであります。
ちなみにフィギュアだけでも99セント売りの単体パッケージが海外では発売されてるので、追加で揃えるのはある意味カンタン。更に奥深く進むのなら、護送 車とかの付いた大型のプレイセットも用意されてます。まぁほとんどが昔出てたモノのリペイントなんですが…。このあたりの、ありとあらゆる手持ちの資産を シャッフルして、無数の組み合わせのパッケージを作り出してるのがCHAP MEIのしたたかな商売戦略。まさにオモチャのハロプロ状態ですな。
フィギュアの大きさはほぼ10センチクラスですから、当然のように付属品はミクロマン に流用することもできます。手持ち武器とかはかなり大きめにデフォルメされてるので、グリップ径が合わなくて難しいのも多いですが、不必要に細かく、また 深く彫刻された立体造型が持つ情報量は、このスケールでの、まさしく今の時代に相応しい満足感を与えてくれること必至。そしてこの、決して安易な表現に逃 げない[CHAP MEI魂]は、オレの中にも深く根ざしてるのでありました。
そんなわけで、このへんが売れてくれるとオレ一押しの『BEAST RAIDER』シリーズも国内販売してくれるかもしれんので、とりあえずお気に入りのものから1個2個と、お買い求めいただけるとイイかも。よし、オレももう1セットずつ買っちゃうよ。
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