ARCHIVED UPDATED : 2005.05.16

ビーストレイダース@CHAP MEI

2か月ほったらかしにしてたのは、これまでで最長記録ですなー。いや、決して自慢してるわけじゃありませんが。

というわけで、せっかくなので今回もオレが男の命を賭けておススメする[CHAP MEI]の、ファンタジーアクションフィギュアシリーズ『BEAST RAIDER』をご紹介。
思えば今をさかのぼること2年前、イーベーで落札した「CHAP MEIフィギュアのルーズ品いろいろ/格安でどうぞ」の中に、見知らぬ人形が入っていたのがきっかけで、それ以来「これなに?これなに?何っていうシリーズ?ほしーほしー」と、まるでうわ言のように繰り返していたものだったよ。そのおかげで大半の商品(推定)は手に入ったんですけどもね。
ダイソー的に言えば『未来忍者』に続いてのシリーズとなる本作は、右肩上がりに上昇してきた造形力が、バランスの良いシルエットとファンタジー的ディテールに実に良いアンバイで盛り込まれており、10センチクラス、しかも安価のアクションフィギュアが持つ情報量として申し分ない完成度を誇ってます。ヒトクチに言えば「小気味良い」って表現が一番しっくりくるかも。

まずは前回の『POLICE FORCE VS BADGUYZ』に倣って、BOX入りプレイセットから。フォーマットとしてはアクションフィギュアに乗用としての恐竜フィギュアがセットになっているもの。ちゅーかもう見てるだけで股間が濡れるようなパッケージデザインと、ウィンドウからのぞくフィギュアの成形色を含めた色彩感覚が、「ああ、オモチャってこうだよな、こうだったよな」みたいな、普段忘れがちな大切なものを再確認させてくれます。配置のバランスも絶妙で、これはこのまま永久にとっときたい感じ。追加ページにデカい画像も載っけたから、ちょっと堪能してみればいいじゃない。
恐竜は大半が前作にあたる『DINO QUEST』からの流用ながら、ファンタジーらしく各所にアーマー類が追加されてるのが悩ましポイント。ちなみにこれらの恐竜は、のきなみ次作にあたる『DINO POWERS』で再利用されてます。ほんとに息が長いね。
スタンダードなパッケージは、このフィギュアと武器がセットになっているブリスターパック版。武器は例によって流用品が多く、「またこれか」とうなだれることも多々あれど、チタンカラー成形のやつはとりあえず初出っぽい。このパッケージでのみ手に入る小型恐竜があるのも見逃せないところ。まぁ恐竜は流用ですけども。
少し豪華なフィギュア2体セットと、100円感覚で買える廉価版パッケージも当然あります。このへんダイソーで売ってくれんかなぁ。
フィギュア、そして乗り物が手に入ったら、欲しくなるのが大型プレイセット。という分かりやすい陥り方をしても、きちんと受入先が用意されてます。画像のは『EVIL TOWER PLAYSET』と銘打たれた大型パッケージ。どれくらい大型かって、トイザらスでダダ余りしてる限定アムドライバーセットの箱よりもデカい。そりゃあ送料が値段の3倍もかかりますわ。ちなみにこのセットで手に入る新規のものは、右側にある2階建て程度の塔と、崩れかけの壁が1枚だけ。なんかこう、空間のバリューとしては圧倒的に低いですが、そもそもこれは「はじめてのビーストレイダー」の人向けパッケージなので無問題。そしてどっぷりハマっちゃった人にとっては、CHAP MEIのマークが入った、この箱の「持ち手」のとこだけでも十分満足なんです、はい。
さて、このシリーズに漂う既視感は何だろうと思ったら、「半裸の主人公VSガイコツ野郎」っていう構図はまさしく、かの大ヒットフィギュアシリーズ『MASTERS OF THE UNIVERSE』ちゅーか『ヒーマン』のそれとまったく同じ。そんなわけで、いま風にアレンジされたリメイク版フィギュアとも比較してみます。ただしこれは値段と大きさのバランスを合わせたハッピーミール版。まぁ似てる…っちゃあ似てるかな。




ここからは画像を堪能していただくためにコメントはひかえめに。
上から『ThunderThor & Whitefangs』、『Bladekiller & Deepklaw』、『Slime & TriHorns』、『Warr & BigBlast』のセットとなっております。亜人2体はWarrがオーク系、Slimeがゴブリン系って感じですかね。


2体パックがこちら。他にもThunderThorと、この2体パックでしか発見できないケンタウロス型の『Gallopus』(中央)とのパッケージもあり。ちなみにこのGallopusは90年代後半のシリーズ『Medieval Knights』以降、頻繁に流用されてて、その頃の主人公キャラが右端。なんか強烈に時代の壁を感じますな。
ちょっと出て来たので、ついでにハッピーミールの『MOTU』も撮っちゃいました。全8種類で、それぞれに気の利いたアクションギミックが付いててあなどれん出来になってます。同じハッピーミールでも、他社製のものと比べると雲泥の差。さすがマテル。
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