ARCHIVED UPDATED : 2013.01.10

バットモービルにあらず

年が明けたのに去年の夏のままだとアレなので、トップだけアレしときましょう。まぁアレな感じで。

本当は暮れまでに「バットモービル小スケールミニカーせいぞろい」大会をやろうと思っていたんですが、なかなか過去の資産というか在庫品を掘り出すことができずにズルズルと延期しております。それにしても「この箱に入っているはずなのに無い」ものの多さは、一体何なんでしょうかね。
というわけで今回は手っ取り早く出せる場所にあって、しかも微妙に「バットモービルでない」ホットウィールのセットをピックアップします。

ひとつめは『BATMOBILE prequels』と銘打たれた、'66バットモービルが登場する以前に登場したクルマのセット。コミックス誌上で最初に「バットモービル」と呼称されたクルマのモチーフとなった(とされる)'36コードと、モノクロの連続活劇映画版で使用された'39キャデラックと'49マーキュリーの3台。とは言ってもこのセットのために作られたキャストではなく、過去にリリースされた車種を「そういうテーマで集めた」という体で、以前発売された「ブルース・ウェイン・コレクション」と同様のものかと思います。コレクター向けなので当然すべてゴムタイヤ(リアルライダー)仕様。

コードについては諸説ありますが、非公式ながら「モチーフはコード」というのが定説となっていて、アニメ版ではブルース・ウェインがしっかりコードに乗ってたりもするので、まぁ良しとしましょう。ただしモノクロ映画版については、実車とホットウィールのデザインに極端な隔たりがあって、同じ車種ながらもムリヤリ感が強いです。特にホットウィールのマーキュリーは元々カスタマイズされたものをベースにしてるので、ほとんど別モノ。まぁそのカスタムを広めたのは'66バットモービルも手がけたジョージ・バリスなので、多少すれ違ってるところもあるんですが。

もうひとつは『LEGEND of the BATMOBILE』という割には「バットモービル」が1コも入っていない9台入りのギフトパック。こちらも過去にリリースされたホットウィールオリジナルデザインの車種の中から、「なんとなくバットモービルに見えなくもないんじゃね?」という体でチョイスされてる模様。確かに黒とか青いボディのイカしたホットウィールはそれっぽく見えがちですし、実際これに入ってる「GOV'NER」をしばらくアニメ版バットモービルだと信じて疑いを持ちませんでしたよ、ええ。個人的には「POWER ROCKET」が選ばれてないのがちょい不満ですが。

というわけで詳細は別にまとめましたので下をどうぞ。


はい、捏造でした!

「こんな商品、知らないよ!?」と驚かれた方、申し訳ございません。「この人形はHEROCLIXのだし、ロゴにRがないからニセモノだな」と見逃さなかった方、お恥ずかしい限りです。なんか久しぶりに魔がさして捏造しました。しかも昔みたいに偽パッケージをわざわざこしらえるところまで行かず、フォトレタッチだけで済ませてます。ダメですね。いや、時間なくてしょうがなかったんですよ。誰に言い訳してるんだって感じですが…。
一応ミニカーは全部本物というかアリモノですが、タンポとかもレタッチで消してます('49Mercのピンストライプだけガンダムマーカー消しペンで実際に消しました)。9台パックの方は途中で面白くなっちゃって、色とかまでいじってます。恥ずかしいですね。

というわけで、次回こそ本当にバットモービル大会やりますんで。

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久しぶりに血が燃えたリンクフリーです
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