実際に当時のジャンク品に貼ってみるとこうなりました。ちなみにこの個体は一番最初のアーリーバード版なので、厳密に言うとステッカーの細部が微妙に異なっているはずなんですが、まぁパッと見には分からない感じなんじゃないでしょうか。
今回は「あくまでもテスト」というつもりで始めたので、業者刷りといっても所詮はオンデマンド印刷だったりして、拡大鏡で見ればラスタライズのジャギーとか、意図してない版ずれなんかもあって満足度的には70%といったところですかね。他の成型部分との統一感を出すために、どうやって「古び」を出せばいいかも実験してみたいところ。本番ではそのあたりも含めて完璧に仕上げたいと思います。いつになるか分かりませんが。
なんでオレがこんなにステッカー再現に燃えるかというとですね、旧ケナー原理主義の方には猛烈に批判されそうですけども、オレはこの旧ケナーのR2-D2が大っ嫌いなんですよ。いや、嫌いとまでは言い切れないかな、アートゥだから。でもまぁ決して好きではない。だってこの顔ですよ、なんですかこれ、この丸い目玉? 成型の技術的な問題にしても、タカラはもっときちんと再現できてましたよ。そんでもってこのステッカーですよ。手抜きすぎでしょ、どう見ても。原理主義者の人は「いやこのヌルさが良いのだ」なんて言うんでしょうけど、確かに今でこそ味は出てるかもしれませんが、オレはこれ本気で許せなかったんですよ、中学1年の時から。
そんなわけで「今さらこんなもの高いカネ出して揃えることはない」という思いから、未開封の旧ケナーものなんてほとんど持ってなくて、ウチにあるのは基本むき出しのジャンク品ばかりなんですが、それでもやっぱりステッカーが痛んでたり剥がれちゃってるのは不憫なので、できることなら直してあげたかった次第でして。まぁ許せないはずのステッカーと、ここまで真剣に向き合うことになるとは思いませんでしたけどもね。
※ステッカーは個人使用の目的で製作したもので、有償・無償に関わらず頒布はいたしておりません。申し訳ございません。
I'm sorry, these stickers are not for sale.