vol.5 狂乱変化篇


闇貴族アイスラー

これはダチュラのトコでも書いたけど、元々はジロウの回に出る「女」怪人としてデザインしたもの。胸に突起があるのがその名残かな?ジロウの回ではラフの段階で変更になったので、ちょっと手直しして、ストック用に描き起こした。
うーん、そんで、これは困ったことに、隠しモチーフがちょっと書けない。っていうか、頭に描いていたのは、某円谷系の、ガ○モンだったりするからだ。イレギュラー。あんまし似てない(というか、必死で似るのを抑えた)のが幸いかもしれない。大谷くんが多分NIFで別のを書いてただろうから、そっちを正式な隠しモチーフにしてもいい。
んで、モチーフは冷蔵庫。こいつでシャンゼの家電シリーズは終結を見た。テレビとかもやりたかったけど、多分テストズノーみたくなってたと思う。

闇生物イレズマ

奇しくも白タイツ怪人が続いてしまったが、基本的に怪人は黒タイツを用いることになっている。こいつは白タイツの新たな可能性を発掘すべくデザインした意欲作だ。
これは実はバシーザと同時期に描かれていて、その反動で突起をなくしたんだと思う。人間形が坊主だったのが良かったね。煩悩を消せってセリフにもあるように、モチーフは消しゴム。
 で、隠しモチーフはウニドグマだったりする。トゲはとっちゃったけど。わかんないよねぇ、それじゃあ。ごめんね、大谷くん。
 全然デザインと関係ないけど、ストックのデザインに関しては、僕の方で(仮の)名前を付けて提出してある。消しゴムの怪人で「イレズマ」ってのが、実はけっこー気に入ってる名前だったりするんだが、どうか?

闇生物ミミンガ

これもストック怪人の常套手段で、隠しモチーフをカイメングリーンに設定した。ただ、あんまし頭とか大きくしても下半身とのバランスが取れないんで小さくしたから、印象は変わってると思う。
そんで、頭の部分を毛にした時に、「あぁ、これは耳かきだなぁ」と。
んで、なんとなくアフロヘアに見えるんで、JBみたいに腕にヒラヒラをつけてみた。このへんは遊びの感覚だね。イイとは思わんが、悪いとも限らん。
でも、女の怪人として登場したのは驚いた。なんか、女に見えるのも不思議だったけど。
このミミンガの毛の質感を見て、「あーやっぱり毛っていいなぁ」と思い、ザ・ブレイダーには髪の毛が付いたのである。これは事実だ。(レインボーの人にミミンガの毛(と同じもの)を使って下さいって言ったからね)

闇生物バタンザ

ストック怪人の作業は、大体いちどに1カ月分、つまり4体を同時に作業することが多い。だから、その4体の中でのシルエットの変化とかを気にしてデザインしている。
そーすると、どーしても太ったやつっていうのが出てきて困ることになるわけだ。例によって、あまり下半身にボリュームを付けられないから。
ただ、モチーフをタンスにした時点で、どーしても箱形のイメージから抜けられなくなってしまった。描けば描くほど四角くなるシルエット。いかん、ラインを崩さねば。そうだ、トゲを生やそう。あ、これトゲゲルゲみたいだ。資料見てみるか。お、いいなぁ。よく出来てる。これにしよう。あぁ、でもだめだ。脚が細くならない。どーしよう。まぁ、いいか、たまには。太った人に入ってもらえばOKだ。(以上、実況風に)
というわけで、脚まで造形していただいてスイマセン。太った人はいないのかねぇ。


vol.5 狂乱変化篇・総括
けっこーバリエーションが出てきてイイ感じ。ただ、造形的には迷惑かけてるかも。


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