しまうま

toqsnote
嘘というか、出版されるというわけじゃない。

オンエアや劇中スチルとデザイン画を見比べて、「こういう風に描くと、ああなるのか」とか「ああいう風にするには、どう描けばいいのか」とフィードバックすることがけっこう頻繁にある。あと、描いていて「あれ、こういうの前にも描いた気がする。何だっけ?」と確認する作業も、かなりの頻度である。
納品した絵はデータでHDDの中なので、そういう時のために縮小して並べた一覧票をプリントアウトしてファイルしてあるのだが、いかんせん小さくて見づらかったりして、結局オリジナルのデータを開くことも、これまた少なくなかった。

そこで試しに「しまうまプリント」で冊子化してみたのがコレ。本来はフォトブックの仕様だから文庫サイズから最大でA5判型までしかない制限もあるが、気軽に取り出して参照するのが目的だから全然オッケー。システム的に自動で画像のレベル調整をやってるのか、実際に数ページほど色が飛んじゃった絵とかがあったものの、なによりフルカラー144Pでたったの1000円ちょいという驚異の価格設定の前には文句の一つも出ない。すばらしい。文庫サイズでもう1冊作っちゃおうかな。

「なぜか幹部の横に幼女を描いていた」という意味不明なコメントの元になった絵も、こうして再利用できて報われた気分。