関節が平リベットだったり、色々と素材が変わっていたり、頭部のメッキもなんだかぼんやりしていて、あまつさえ尻には「TOMY」の刻印。
なんというか「友達に貸したのが帰って来た」みたいな印象。
まぁ、そういうのも良いか。うん、そういう体でいいか。

それにしてもこの小冊子は反則だ。本編はこれまでの経験上、読んだら社会的生活を営めないほど「じゅん」としてしまうのが予想されるので警戒していたのに、これはうっかり開いてしまった。
乾涸びてたオッサンの心は一気にドロドロで、いい歳こいて嗚咽まるだしじゃねえかバカヤロウ。

というわけで、ぼくもさっそくこのミクロマンに名前をつけてみたよ。

石田さん