人馬一体

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中華でspheroの充電台といえばこれ。まったく同じものが並んでるように見えるのだが、実は中身というか機能が異なっていて、区別するために箱の上に手製の紙片が貼られている。ディズニーのロゴとか、ご丁寧に日本語の注意書きまで刷ってるくせに、そういうところには気が回らないようだ。真っ黒けな上にマヌケか。

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本体、充電台ともにほぼソフビ製で、完全に一体化されてて分離は不可。本家と比べると一回り以上大きいサイズ。形状はよくトレースできてるし、細かくスミ入れまで施された塗装もなかなか悪くない。
向かって左の方はよくある[IC内蔵で電池につなぐだけで七色に明滅する多色発光LED]が仕込んであり、底面にボタン電池ケースとスイッチがある。対して右はそのメカ部分がプラスチック製のねじ込み蓋に置き換えられ、背面にスリットを開けて「貯金箱」としたもの。一粒で二度おいしい思いをしたいという、なんかこう涙ぐましいものがあるね。

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spheroライクなもので思い出したこれもついでに。こっちはパッケージの雰囲気だけを似せたもので、中身はまたしてもLEDライト。spheroの異常なほど高級感のある箱を目指して挫折したのか、スターウォーズのロゴが箔押しプリントされた紙製のブランドバッグも付いてきた。速攻で捨てたけど。

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中身はこんな感じ。こちらは充電台こそないものの、本体は充電式でUSBケーブルが付属している。オマケに金色のソフビキーチェーンが付いてるのも高級感の演出なんだろう。やっぱり涙ぐましい。ちなみにこのキーチェーンは先日届いたやつの色替え。リリース時期から考えると、この金色版が先に出てたことになる。

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頭頂部にタッチセンサーがあって、光量も十分とは言えないものの実用には耐えるレベル。スイッチに触れるまで気づかなかったんだが、これよく見たら「けたたましく帝国マーチを鳴らして光るやつ」の中身変えただけじゃねえか。すげえな中国。