憶測

昨秋ディズニーパークで発売されたドロイドファクトリー4パック、ようやく届きまして。というか年末からの流れを見てもお分かりの通り、その辺りのが年末に一気に届いたんですが。


『ローグ・ワン』に登場するドロイドを集めたという触れ込みながら、まぁ普通に鑑賞してる限りではどこに出てたのか見当もつかないほど、どれも存在感は皆無。なにしろファンサービス(?)に投入された『〜REBELS』のC1-10P(チョッパー)が最も目立っていたほどで、実際に劇中スチルが存在するC2-B5とR2-BHDについては「どこかに出てたんだろうな」とか「出てたけどカットされたのかな」という推測もできるものの、あと2体については本当に現場にあったのかどうかすら疑うレベル。
そのうち、R3-M2と似た配色のドロイドがビジュアルガイドブックには掲載されてるのだが、同書に名称入りで紹介されているR3-S1とD4-R4Bをニコイチにしたようにしか見えないし、そもそもR3-S1というのもR2-BHDのボディに「エコーベース・ドロイド」として有名なR3-A2の頭をすげ替えただけに見える。って、型番を羅列されても困りますよね。こっちもこんがらかってますけど。


これはただの憶測の話だが、どうも新作スターウォーズのドロイド制作を「R2ビルダーズクラブ」が仕切ってるせいか、ビルダーが個人的に制作した[旧作に登場したドロイド]が現場に持ち込まれたことで、「なんか見たことあるドロイドが別名で登場/存在する」という事態になってるんじゃなかろうか。制作側にとっては予算のかけられない賑やかしのために提供されるだけでも御の字だろうし。少なくともこのR5-D4とほぼ同配色のR5-SK1とか、EP7や今回の『ローグ・ワン』の予告編にも出ていたR5-X3とかについては、その思いを強くしている。

なにげにR3-M2の半透明な頭部ドームは新規造形だが、各部のバランスが変なのと彫刻がユルすぎて正直どうしちゃったのという感じ。まぁ選択肢が増える分には、たとえユルかろうと酷かろうと問題ないか。