ANIZO?

モロモロ慌ただしすぎて年末感がまったくありませんが、気を取り直してここへ来て一気にリリースされたバンダイのスターウォーズカプセルトイの中から『コレキャラ!スター・ウォーズ』のR2-D2とBB-8。カプセルトイに関してはタカラトミーアーツが長年手がけていただけあって独占的な契約になってるのかなと思ってましたが、どこでも出せるんすね。

雰囲気的にFUNKOの「Pint Size Heroes」に似てますが、本体は全高がわずか1インチ=2.5センチほどでかなり小さいサイズ。ABS+PVC製で丁寧に彩色されてるし、R2-D2は頭部のデフォルメこそイマイチでブサイクなものの、この見た目で中央脚のスイング可動もあってなかなか凝ってます。
幸運にも必要なこの2種類がまっさきに手に入ったので余計な出費がなくてひと安心してたところ、改めてじっくりラインナップを見てみると他の人間型キャラクターの造形に見憶えがあることに気付きました。

これ、ANIZOじゃねぇか?

そう、ANIZO。同じバンダイのカプセルトイとして2006年の第1弾から2010年の第24弾まで発売された伝説のマスコット玩具。何を隠そうオレこのANIZOにしこたまハマったクチでありまして、それでいながら何故見抜けなかったかと不覚に恥じ入るほど人間型キャラクターの共通ボディ部分はANIZOのものと酷似していたのでした。
というわけで当時の熱が再燃してしまい、結局全キャラ揃えちゃいましたよ、ええ。


で、こちらが今回のコレキャラ!とANIZOとの比較。結論から言えば、全然別モノでした。頭部が大きいので分かりにくいですがボディの大きさが全然違うし、オプションの武器を持たせる都合か手先の穴がC字型に抜けています。さらに首もボールジョイントになってました。表面もあえてツヤを抑えてるのかな。
ちなみに比較用に分解したのが「これがオレのANIZO」と決めた第9弾の『やられキャラ』。たぶん30個ぐらい持ってますね、意味ないですけど。
まぁ10年ほど隔ててデザイン的な流用がされたのは何故なのか興味深いところですし、とりあえずANIZO的なものがスターウォーズキャラとして蘇ったことは素直に嬉しく思うわけです。これはちょっと追いかけそう。

流れのついでにANIZOのことを語れば、やたらとハードルが高かったイベント限定品はともかく、通常販売品はほぼ揃えておりまして、全部ストラップ部分を取り外してONODEのコレクションケースに大事に保管してるんですが、実は1つだけ持ってないのがあるんですよ。それがANIZO第2弾に混入されていて上野のヤマシロヤでベンダーが空になるまで回したけど出なかった『量産型(紫)』、いわゆるドムカラーのやつ。

画像は拾いもの

これが揃えば完璧なんですけど、どなたかお持ちの方でお譲りいただくことは叶いませんでしょうかねぇ……。というわけで、皆様よいお年を。