発掘あるある

rovoice2
うちの中の最深部に潜り込んでいる途中で、遂にこれを発掘。ケナーの通称トーキング・ロボコップこと「ロボボイス」の試作品の『ロボコップ2』バージョン。以前ウルトラポリス版と箱を出した時になぜか見当たらなかったもの。別に最深部にあったわけじゃなくて、全然違うカテゴリの箱のすきまに潜り込んでいた。むう、そうだったか。

前回の繰り返しになるが、ケナーは一度は頓挫したトーキングロボコップを『ロボコップ2』の公開に合わせて再び商品化しようとして、あえなく挫折している。これはその時に作られた試作品で、この個体はちゃんとトーキングギミック内蔵。ただし前回「電子音声回路内蔵」と書いたのはオレの勘違いで、中身はやっぱり機械(レコード)式でした。すみません。収録されたセリフは劇中通りで、なんでここまで作って発売しなかったのか、本気で理解に苦しむ。

ウルトラポリス版との大きな違いは『〜2』の印象に合わせた実写風の彩色になっていることで、ゴーグルは黒く、ボディカラーもシルバーのベースにメタリックブルーとパープルが吹かれている。まぁ実際には1作目のスーツにも部分的に青が吹かれてるし、2でも塗装としてのパープルはまったく用いられていなくて、青との対比で普通の銀色のところがパープルっぽく見えてるだけらしいですが。

というわけで、これは見つかったものの、今度は前回の箱がどこ行ったか分からないという、定番のオチ。