コスモス

こんな本が出てたので買ってみた。「愛しのインチキガチャガチャ大全−コスモスのすべて−」。サラっと書いてるけど、実は結構ドキドキして予約注文してたもの。
知らない人には、時代的な背景やら子ども文化的なことまで掘り下げないと理解されないので面倒くさいし、知ってる人にはそれだけで説明不要なので、あえてコスモスについては解説しない。とりあえず、「あのコスモス」だけで1冊の本になってることを、オレは素直に喜ぶ。

内容についても文句はない。コスモスのおもちゃに資料的な価値なんてないのだから、「ただ、あるがままに載せました」というあっさりした感じが実にいい。文章はオモシロ可笑しく取り上げてツッコミを入れて笑いを取るようなことをせず、なんというかワビサビ的な切り口でもって、これまた淡々と語ってるのもいい。少なくともこの内容がどストライクな世代人にとっては、こういう落ち着いた雰囲気がベストな気がする。まぁ扱ってるおもちゃ自体が狂ってるしな。

それにしてもガチャガチャ10万個ってすげえな(本に掲載されてるのは1000点)。それって100個ずつ袋に詰めたのが千袋もあるんだぜ。

ウチにも何かあるかなと思って出て来たのが、ポリエチレン製のR2-D2モドキ。この本でも帯の折り返しのところに掲載されてるが、本文中には出て来てない。ただ「こういうもの」だから、これ以上解説しようもないし。

これもコスモスだったと思うが、どうだろう。中にパチンコ玉が入っていて、転がして遊ぶおもちゃ。こういうのでアメフトのヘルメットを被せたオマケが入ってるお菓子にハマってたなぁ。あれ何って言うやつだったか。